わが日は過ぎ去り、わが計りごとは敗れ、 わが心の願いも敗れた。
わたしの日は機のひよりも速く、 望みをもたずに消え去る。
わたしは言った、わたしはわが一生のまっ盛りに、 去らなければならない。 わたしは陰府の門に閉ざされて、 わが残りの年を失わなければならない。
人は心に自分の道を考え計る、 しかし、その歩みを導く者は主である。
主が命じられたのでなければ、 だれが命じて、その事の成ったことがあるか。
ともに計れ、しかし、成らない。 言葉を出せ、しかし、行われない。 神がわれわれと共におられるからである。
兄弟たちよ。このことを知らずにいてもらいたくない。わたしはほかの異邦人の間で得たように、あなたがたの間でも幾分かの実を得るために、あなたがたの所に行こうとしばしば企てたが、今まで妨げられてきた。
すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。
人の心には多くの計画がある、 しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。
彼らは夜を昼に変える。 彼らは言う、『光が暗やみに近づいている』と。
わが霊は破れ、わが日は尽き、 墓はわたしを待っている。
心にはかることは人に属し、 舌の答は主から出る。